2026年のNHK大河ドラマは、仲野太賀さん主演の『豊臣兄弟!』。天下人・豊臣秀吉の弟として、兄を影で支え続けた「日本一の補佐役」豊臣秀長(小一郎)が主人公です。
ドラマの舞台として今最も注目を集めているのが、秀長が100万石の居城を構え、その礎を築いた奈良県大和郡山市。
今回は、ドラマ放送前にぜひ訪れたい、秀長の面影をたどる聖地巡礼スポットをまとめてご紹介します。
1. 秀長の情熱が詰まった名城「郡山城跡」
まず訪れるべきは、秀長が大規模な改修を行った郡山城跡です。
1585年、大和国を統治するためにこの地に入った秀長は、急速に城を整備する必要がありました。そこで使われたのが、近隣から集められた「転用石」です。
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逆さ地蔵: 石材不足のため、お地蔵様を逆さまにして石垣に組み込んだ「逆さ地蔵」は、当時の切迫した築城の様子を今に伝えています。
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極楽橋: 復元された美しい門や橋は、かつての百万石の威容を象徴しており、フォトスポットとしても人気です。
期間限定!「大河ドラマ館」もオープン
2026年3月2日からは、城のすぐそばにある「DMG MORI やまと郡山城ホール」内に大河ドラマ館がオープンします。衣装展示やメイキング映像など、ドラマの世界観を体感できる必須スポットです。
2. 440年前の味を今に伝える「本家菊屋」の御城之口餅
歴史ファンなら見逃せないのが、創業440年を超える老舗和菓子店「本家菊屋」です。
秀長が兄・秀吉を招いて茶会を開いた際、「何か珍しい菓子を」と命じて作らせたのが、名物「御城之口餅(おしろのくちもち)」。
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エピソード: 秀吉はこの餅を大変気に入り、「鶯餅(うぐいもち)」と名付けたという伝説が残っています。
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楽しみ方: 趣ある店内で、秀長も愛したであろうお餅を抹茶とともに味わい、当時の兄弟の語らいに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
3. 「秀長さん」と慕われる墓所とゆかりの社寺
地元の人々に「秀長さん」と親しみを持って呼ばれていることからも、彼の善政が伺えます。
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大納言塚(だいなごんづか): 住宅街の中にひっそりと佇む秀長の墓所です。天下を実質的に支えた人物の終焉の地として、静かに手を合わせることができます。
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源九郎稲荷神社: 秀長が城の守護神として勧請した神社です。五穀豊穣や商売繁盛の神として、今も街の人々の信仰を集めています。
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春岳院: 秀長の菩提寺。秀長の肖像画(期間限定公開など)が伝わっており、彼の人となりをより身近に感じられる場所です。
4. 城下町の情緒を味わう「金魚と箱本」の町歩き
大和郡山は「金魚の町」としても有名ですが、そのルーツも歴史に深く関わっています。
秀長は商工業を活性化させるため、「箱本(はこもと)制度」という自治組織を作りました。この制度が街を支え、後に武士の副業として始まった金魚養殖が街の特産品となりました。
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金魚ストリート: 商店街の至る所に金魚が泳ぎ、中には「金魚電話ボックス」などのユニークな展示も。
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箱本館「紺屋」: 藍染体験ができる歴史的建造物。秀長が整えた町割りの名残を感じながら散策できます。
まとめ:ドラマ放送前に歩く「大和郡山」の魅力
豊臣秀長という人物は、兄・秀吉の暴走を止め、周囲との調和を保った「調整の天才」でした。彼が築いた大和郡山の街並みには、その穏やかでいて力強い精神が今も息づいています。
2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』が始まれば、多くの観光客で賑わうことが予想されます。ゆっくりと秀長の面影を感じたい方は、ぜひ早めの聖地巡礼を計画してみてください!
【アクセス情報】
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近鉄郡山駅から徒歩圏内に主要スポットが集中しており、徒歩での観光が可能です。
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奈良公園(近鉄奈良駅)からも電車で約15分と、奈良観光のついでに立ち寄るのにも最適
2026年 注目イベントスケジュール
大河ドラマ関連を中心に、2026年の主な催しをまとめました。
| 時期 | イベント名 | 内容・場所 |
| 1月17日(土) | NHK番組セミナー『大河ドラマ「豊臣兄弟!」の世界』 | 講演会(やなぎさわ文庫等共催) / やまと郡山城ホール |
| 1月22日(木)〜 | 展覧会「秀長と郡山のあゆみ」 | 大和郡山の歴史を体感できる展示 / 東多聞櫓内ギャラリー |
| 2月7日(土)〜3月10日(火) | 第23回 大和郡山 盆梅展 | 郡山城跡の櫓内に約120点の梅の盆栽を展示 |
| 2月21日(土) | トークライブ in 大和郡山 | 出演者(池松壮亮さん等)によるトーク / やまと郡山城ホール |
| 3月2日(月)〜 | 豊臣兄弟! 大和郡山 大河ドラマ館 | 主人公・秀長の生誕日にオープン。衣装や小道具展示 |
| 3月下旬〜4月上旬 | 大和郡山 お城まつり | 郡山城跡で開催。夜桜や時代行列、 |
特別企画:奈良御城印周遊
2026年3月2日から、秀長ゆかりの地を巡るキャンペーンも予定されています。
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対象: 郡山城、高取城、宇陀松山城、長谷寺。
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内容: 限定の「御城印」が販売され、複数箇所を巡る周遊企画が実施される予定です
お得なチケット情報
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3館共通入館券: 2026年1月24日から販売開始。大和郡山・名古屋(中村)・長浜の「大河ドラマ館」3ヶ所をまとめてお得に巡れる入館券(大人1,500円)が登場します。
楽天トラベルガイド:2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』がもっと楽しくなる!
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